企業財務

「中小企業の会計に関する基本要領」

「中小企業の会計に関する基本要領」が公表されています。 「中小企業の会計に関する基本要領」 中小企業の多様な実態に配慮し、中小企業の経営者が理解しやすく自社の経営状況の把握に役立つものとするとともに、会社計算規則に準拠しつつ、中小企業に過重…

上場会社財務データの入手

XBRLの登場で、上場会社の決算書をいちいち手入力する手間が減りました。 しかし、気軽に入手できるサイトとして利用しているのが「有報CATCHER!」。 『みんなのXBRL 有報Catcher!』 名前はお茶目ですが、「有報ライブラリ」で有報や四半期の財務諸表をエク…

東電、電気料金に上乗せ 保養所維持管理費 高利子の財形貯蓄

東京電力が、保養所や接待施設の維持管理費、年8・5%もの利子が付く財形貯蓄などさまざまな社員優遇に必要な費用を、電気料金を決める際の原価に算入し、電気料金で回収していたことが本紙の調査で分かった。こうした事実を東電も認めている。東電の手厚…

騒動の余波(大王製紙)

まったく不思議な適時開示です。 『監査法人による過年度決算調査の過程において指摘された事項に基づく過年度有価証券報告書、決算短信等の訂正に関するお知らせ』 これらの事項はいずれも元会長への貸付とは無関係であり、当該事象が発生した過年度の監査…

騒動の代償(オリンパス)

オリンパスが、四半期報告書や過年度の訂正報告書を14日までに提出できるか否かが注目されています。ところで、オリンパスの時価総額は12月9日終値ベースで約3,271億円です。 一連の騒動で株価(終値)は下記のように推移しています。 1.10月13日 2,482円 …

監査法人の交代制(EU)

1日の日経新聞の記事です。 欧州連合(EU)の欧州委員会は30日、監査法人改革の指令案(法案)を発表した。企業が選ぶ担当監査法人の期間を原則として最長6年に限定。金融機関や上場企業には監査法人の選定で入札を義務づける。 改革の目玉は、企業に担…

白状前の適時開示

オリンパスについては毎日新たな事実が報道されていますが、そもそもの過去の買収についての大きな疑惑の中身が明らかになったのが『FACTA』の記事とその中での「株主価値算定書」でしょう。 その後、オリンパスは、2011年10月27日に、その疑惑に反論する内…