組織再編における濃淡

組織再編の会計にしろ税務にしろ、いざ勉強しようと思ってもなかなか全部行き着かないことが多いのではないでしょうか。
合併、分割、株式交換、....。それぞれを章立てして順次解説していく。そんなスタイルの本がほとんどだと思います。
合併一つにしても、グループ内合併、第三者との合併、逆取得、三角合併、....と一通り解説。


しかし、合併は親子や兄弟間のグループ内のものが圧倒的に多く、非合併会社が債務超過である場合や無対価合併の場合に注力すべき、などの示唆を、この本に出会った3年程前に得ることができました。めったにない再編ケースまで注力していては途中で力尽きます。実際、実務で当たるケースはその通りでした。


この本は、出会って3年くらいですが、今でも時々振り返っています。

目からウロコ!これが増減資・組織再編の計算だ!―ESG法務研究会の斬新会社法道場!

目からウロコ!これが増減資・組織再編の計算だ!―ESG法務研究会の斬新会社法道場!